エクオール検査はなぜ注目されている? 注目される理由と検査でわかることを解説

WOMEN’S SELF CARE

~大豆イソフラボンを摂っても実感が違う。そのカギは「エクオール」にありました~

大豆や豆腐、納豆などをよく食べているのに、その良さを実感する人と、そうでない人がいる——。近年、その違いに関わる成分として「エクオール」が注目を集めています。

そして、自分がこのエクオールを体内で作れる体質かどうかを調べる「エクオール検査」に関心を持つ女性が増えています。この記事では、エクオール検査が今これほど注目されている理由や、検査でわかること、結果の活かし方までをわかりやすく解説します。

━ この記事でわかること ━

  1. エクオールとは?大豆イソフラボンとの関係
  2. エクオールは「作れる人」と「作れない人」がいる
  3. エクオール検査が注目されている理由
  4. エクオール検査でわかること・受け方
  5. 検査結果の活かし方/よくある質問

エクオールとは?大豆イソフラボンとの関係

エクオールは、大豆に含まれる成分「大豆イソフラボン(ダイゼイン)」が、腸内細菌のはたらきによって変化して生まれる成分です。

エクオールは女性の体内で分泌される女性ホルモン(エストロゲン)と構造が似ていることから、女性の年齢に応じたゆらぎに寄り添う成分として、長年にわたり研究が進められてきました。「大豆製品は女性にうれしい」と言われる背景には、このエクオールの存在があると考えられています。

POINT

大豆イソフラボンを摂る → 腸内細菌が変化させる → エクオールが作られる。この「変化させる力」が、エクオール検査の大切なポイントになります。

エクオールは「作れる人」と「作れない人」がいる

ここがエクオールの大きな特徴です。大豆製品を食べれば誰でもエクオールを作れる、というわけではありません。エクオールを作るには、その元になる成分を変化させる「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌を持っている必要があります。

この腸内細菌を持っているかどうかには個人差があり、日本人ではおよそ2人に1人といわれています。つまり、同じように大豆製品を食べていても、体内でエクオールを作れている人と、作れていない人がいるのです。

エクオールを作れる人 作れない人
大豆を食べると体内でエクオールに変えられる。大豆製品からの取り入れがそのまま活かされやすい。 産生菌が少ない・はたらいていないため、大豆を食べてもエクオールになりにくい。別の取り入れ方を検討する選択肢も。

※産生できるかどうかは腸内環境などによって変わる場合があるとも言われています。

エクオール検査が注目されている理由

「作れる人」と「作れない人」がいる——この事実が、エクオール検査が注目される最大の背景です。主な理由を整理してみましょう。

1

自分が「作れる体質か」は調べないとわからない

エクオールを作れているかどうかは、見た目や自覚ではわかりません。大豆をたくさん食べていても作れていない場合があり、それを知る手段としてエクオール検査に関心が集まっています。

2

食生活の変化で「作れない人」が増えているといわれる

食の欧米化により大豆を食べる機会が減り、エクオールを作れる人の割合は若い世代ほど低い傾向があるとの指摘もあります。だからこそ「今の自分はどうなのか」を確かめたいというニーズが高まっています。

3

体質を「見える化」するセルフケア意識の高まり

自分の体を知ったうえで日々のケアを選びたい——そんなフェムケア・セルフケアの考え方が広がっています。エクオール検査は、自分の体質を客観的な目安として知るための一つの方法として支持されています。

4

ゆらぎ世代の「取り入れ方選び」に役立つ

年齢に応じたゆらぎが気になり始める世代にとって、エクオールを大豆から取り入れられるのか、それとも別の方法を検討するのか。その判断材料として、検査結果が一つの参考になります。

エクオール検査でわかること・受け方

エクオール検査では、主に「自分の体内でエクオールが作られているか(作れる体質か)」を調べます。多くの検査は、自宅でできる手軽なものです。

検査の一般的な流れ

STEP1

大豆製品を食べる:検査前に納豆や豆腐など、大豆食品を摂取します。

STEP2

採尿する:付属のキットで尿を採取します。多くは痛みのない尿検査です。

STEP3

郵送して結果を待つ:検体を返送し、後日エクオールを作れているかどうかの結果を確認します。

※検査の手順・内容は提供元によって異なります。実際の手順は各検査キットの説明に従ってください。

検査結果の活かし方

エクオールを作れていた方は、大豆製品を続けることが、エクオールを取り入れる方法として活かされやすいと考えられます。日々の食習慣を見直すきっかけにしてみてください。

作れていなかった方は、大豆を食べてもエクオールになりにくい状態です。その場合は、エクオールそのものを含む食品やサプリメントなどで取り入れるという選択肢を検討する方もいます。自分の体質を知ったうえで、無理のないセルフケアを選んでいきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. エクオール検査はどんな人におすすめ?

大豆製品をよく食べる方、年齢に応じたゆらぎが気になり始めた方、自分の体質を知ってセルフケアを選びたい方などに関心を持たれています。

Q. 一度「作れない」と出たら、もう作れるようにはならない?

エクオールを作れるかどうかは腸内環境などにも関わると言われており、食生活によって変わる可能性も指摘されています。気になる場合は、時期をあけて再度確認してみるのも一つの方法です。

Q. 検査は痛い?病院に行く必要はある?

多くの検査は尿で調べるため、痛みはありません。自宅でできる郵送タイプも多く、手軽に受けられるのが特徴です。

Q. エクオールは食事だけで取り入れられる?

エクオールを作れる体質の方であれば、大豆製品から取り入れることが期待できます。作れない方は、エクオールを含む食品などで取り入れる方法を検討するとよいでしょう。

まとめ:まずは自分の体質を知ることから

エクオールは大豆イソフラボンから作られる、女性にうれしい成分として研究が進められています。しかし、それを作れる人と作れない人がいることが、エクオール検査が注目される最大の理由です。

大豆製品を頑張って食べていても、実は活かしきれていないかもしれません。まずは検査で自分の体質を知り、自分に合った取り入れ方を選ぶ——それが、これからのセルフケアの第一歩になります。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を保証するものではありません。体調や症状に不安がある場合は医師・薬剤師にご相談ください。