2018年 5月 29日
その他
運動能力は生まれ持った遺伝子?後天的な努力??
5月は多くの学校で運動会が行われる、スポーツの季節です。
少し前は「順位をつけない徒競走」などが話題になりましたが、今日は運動能力の高さと遺伝子の関係の最新研究をご紹介したいと思います。
ただし、発表されたのは人ではなく、「犬」です。
犬の運動能力に影響を与える可能性がある59もの遺伝子が見出されました。
中でも面白いのは「ROBO1」という遺伝子です。
これは筋力や持久力などの直接的に関係しそうなものではなく、「学習能力」に影響を与える遺伝子です。
アジリティに関する既存のデータに基づいたボーダーコリーなどの成績優秀グループとブルドッグなどの成績の良くないグループを比較することで分かりました。
私たち人間も、例え生まれ持った筋力などで劣っていたとしても、「学ぶ」という努力で勝利を手にできるのかもしれません。