COLUM コラム

2018年 6月 15日

その他

女性特有の体質と遺伝子の関係が明らかになりました。

私たちの個性と関連する遺伝子の研究は世界中で行われており、日々新しい発見と研究報告がなされています。
 

今回は、先日発表された東京大学などの研究チームの研究報告をご紹介します。
それは、バストの大きさ、生理痛の重さといった女性特有の体質に関連する遺伝子です。
 

「牛乳を飲めばバストが大きくなる」「大胸筋を鍛えればバストが大きくなる」などの対策も多く存在しますが、持って生まれた遺伝子によってある程度は決まっていることが分かりました!
 

しかし、今後もこのような「病気以外」の研究報告も増えてきますが、研究手法や研究者の解釈の仕方によって大きく結果が変わってくる可能性もあります。
最近では「〇〇を好む」や「〇〇が得意」といった病気以外の体質や個性と遺伝子の関連の研究が多くなされています。
病気の場合は「この数値がこれ以上であればこの病気」といった明確な基準がある場合が多いのですが、病気以外の場合は基準があいまいでアンケート調査による研究も多いです。
 

つまり、「あなたは〇〇を好みますか→好む、やや好む、やや好まない、好まない」といった被験者の主観に大きく依存してしまう方法で行っています。
遺伝子の研究は私たちの生活をよりよくするために大きく貢献してくれますが、研究報告をうのみにせず、信憑性の有無をチェックしていきたいものです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリ別  コラム一覧

遺伝子博士で健康と美への近道を

遺伝子博士を購入する