2016年 6月 10日
その他
遺伝子ってどこにあるの?
人の体質や外見、病気や好みなど様々なことに影響するといわれている遺伝子。
一体、体のどこにあるのか、ふと疑問に思ったりするのでは。
今回はそんなプチ雑学です。
人を形成している約60兆個の細胞のすべてに核があり、その中には一つずつに染色体が存在しています。
その染色体はDNAが集まってできているのです。
しかし、ここで知っておきたいのがDNA=遺伝子、ではないということ。
DNAは二重のらせん構造を成していて、配列も無数に存在します。
この配列の中には、生物の体を作る情報を含んでいる部分とそうでない部分がごちゃ混ぜになっているのです。
DNAのうち重要な情報を持った配列のものを、私たちがよく耳にする遺伝子という言葉で表しています。