COLUM コラム

2017年 4月 3日

その他

「PON1」と過酸化脂質

今回は、過酸化脂質のできやすさに関連するPON1(パラオキソナーゼ1)という遺伝子について紹介します。
PON1はエステラーゼの一つで、肝臓で合成されます。血中ではHDL(高比重リポタンパク)粒子状でアポA-1と結合して存在します。
LDL(低比重リポタンパク)の酸化を阻害しますが、変異がある場合、酵素活性に影響を及ぼし、LDLの酸化が促進し、過酸化脂質が産生されます。
この過酸化脂質が老化やお肌、ヘアトラブルを引き起こすことが分かっています。
次回は過酸化脂質が増えると起こりやすいお肌トラブルや病気について紹介します!

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