COLUM コラム

2019年 4月 19日

その他

遺伝子が働くきっかけが次々に分かってきています!

涙が流れたり、ケガが治ったり、からだが何かしらの変化を起こすときには関連する遺伝子のスイッチがオンになったり、反対にオフになったりします。

 

このスイッチのオンとオフの切り替えのタイミングや、切り替えるきっかけが分かれば、病気の予防などを行うことも可能になります。
 
そのため、様々な研究がなされているのですが、今回、カブトムシを使った研究で画期的な発見がなされました。
 
カブトムシの性別による形態の違いには「トランスフォーマー」という遺伝子が関係しており、この遺伝子が働いたカブトムシはメスらしく、働かなかったカブトムシはオスらしい体になります。
 
このトランスフォーマーですが、なんと、幼虫が首を前後に振り始めて29時間後に働くことが分かったのです!
 
このように、体の変化を引き起こす遺伝子が働くきっかけとなる現象が次々に分かってきています。
この研究が進むと病気の発生に関連する遺伝子が働くきっかけとなる動きを避けたり、病気を治す遺伝子が働くきっかけとなる動きを行って病気の回復を促進したりと多くのことに応用できそうです!

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