2019年 4月 1日
その他
続々と見つかる、生まれ持った体質と遺伝子の関係
私たちの生まれ持った体質は遺伝子によって決まっています。
そしてそれは一生変化しません。
もし、すべての遺伝子の役割が分かり、すべての設計図を知ることができれば、病気の予防やアンチエイジング、ダイエットなどすべて自分に適した方法で行うことができます。
しかし、実際には一つの遺伝子だけで決まっていることは少なく、どの遺伝子とどの体質が関係しているかを知ることは難しいです。
ただ、世界中でこれらの研究や、研究を補助する研究(新たな研究方法や解析技術など)が行われており、毎日のように新しい発表がなされています。
先日も骨粗しょう症に関連する新しい報告がなされました。
骨粗しょう症は閉経後の女性の約30%がかかると言われており、骨折などの原因につながります。
骨粗しょう症になりやすい体質を持っている方は普通の人以上に予防に気を遣うようになるかもしれません。
さらに、今後、研究が進んでくると、「この遺伝子の影響で骨粗しょう症になりやすいから、このような予防をしよう」と変異している遺伝子に合わせて対策を変えることも可能になります。
今後の研究発表が楽しみですね!