COLUM コラム

2016年 2月 5日

その他

盲導犬と遺伝子検査

日本では1000頭余りの盲導犬が活躍していますが、慢性的な需要不足が続いていると言われています。

しかし、盲導犬の合格率は25%程度と低い水準である、1頭当たりの育成費用が500万円以上にのぼるなどの問題があり、安定的にデビューさせることが難しいのが現状です。
この現状を変えるために様々な取り組みがされていることをご存知でしょうか?
その中のひとつとして、遺伝子検査が活用されています。

訓練前の子犬の段階で、その子犬の盲導犬としての適性を遺伝子レベルで調べて、合格率を高めるという取り組みがなされています。
これにより、盲導犬の育成効率、生産性は現在の2倍以上に向上することが期待されています。
ヒトに対する遺伝子検査はまだまだ始まったばかりですが、身近なところで遺伝子検査は活用されています。

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